当社の貼り付けタイプのパーツはほとんど両面テープが付属した状態で
当社に入荷されますが、稀に(工場のイタズラ?)かこちらで貼り付け作業を
行っているパーツもございます。
全てが正解とは思いませんが、注意してほしい点、などを記載しておきます。
例でミラーカバーの貼り付けを行ってみました。
両面テープをパーツに貼る前にパーツの脱脂作業を行います。
パーツを貼るボディ側も脱脂を行うのが普通ですが、
パーツに貼る際も脱脂を行い、密着性を高めます。
全体に貼る場合は貼る面全て脱脂する方法が
簡単です。アルコールなどでも可能ですが、
パーツクリーナーなどでも可能です。
濡れたままでは、両面テープが貼りつかないので、拭くか、もしくは乾燥させてください。
もとから両面テープが付いている状態で、両面テープを追加する場合は、
脱脂は全体にせず、両面テープを貼り付ける箇所だけ脱脂してください。
もとから付いている箇所に脱脂を行うと剥がれ、密着性が落ちますので、
ご注意ください。
次に十分乾いた事を確認しましたら貼り付けの作業です。両面テープも色々ありますが、内装用は
粘着が弱い為、利用しないでください。
ミラーカバーは円を書くように貼っていきます。
短く切って貼り付けるとボディに貼り付ける際、
一個一個剥がす作業がありますので、長く一本で
いけるように貼り付けます。
直線は多少引っ張って貼ることは可能ですが、
カーブなどの箇所は引っ張らずに、
部分部分を押して、貼るようにしてください。
多少のシワができても、見えないので大丈夫です。
カーブで引っ張って貼ると上のように浮いてくる症状になります。
次にボディに触れるだろうと思われる点に
貼り付けていき、はずれないよう強化を行います。
当社では3本横ラインに貼り付け完了です。
追加でサイドに2本縦ライン貼り付けてもいいかも知れません。
どのような両面テープが良いのかは人それぞれあると思いますので、
ここでは回答は避けます。
1,両面テープの厚みが厚く、スポンジが分厚い場合は、ボディとパーツの隙間が
生むため、好ましくない。100均のスキマテープは絶対ダメですよ。
2,超強力な3◯の両面テープは強いですが、はずすなどの事があるパーツの場合、
大量に貼らない。はがす際に強すぎてパーツが割れるなどの症状が起きる。
3,貼り付けタイプのパーツですが、ボディと全てに触れているパーツは曲線のない
パーツがほとんどです。カーブの多いパーツはどこに触れている、どこに両面テープ
を追加するべきか、仮合わせしてから、追加してください。
4,脱脂は必須です。しない場合はほとんど剥がれてきます。
以上の点は、気にして作業されてほうがよろしいかと思います。